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宇都宮商業の生徒2人 難関「簿記論」にダブル合格
今年度行われた税理士国家試験科目の「簿記論」に、宇都宮商業高校(根本進一校長、宇都宮市大曽)の男子生徒2人が“ダブル合格”を果たした。同試験は大学生や社会人の合格も難しいとされ、県内の現役高校生の合格者は過去に1人しかおらず複数での合格は同校はじまって以来の快挙だという。
難関を突破したのは、簿記部に所属する情報処理科3年の加藤雄亮君(18)と商業科2年の藤井祐介君(17)。税理士の資格を得るには、11の試験科目中、最終的に5科目に合格する必要がある。そのうち簿記論は必修科目に指定されており、今回の合格率は14・2%だった。
高校生で受験するには、全経簿記能力検定試験上級などに合格することが必要で、2人は2月に同試験を突破。7月に行われた簿記の全国大会団体戦で上位に食い込むなど簿記論の試験勉強に本腰を入れて取り組んだのは直前の約1週間前だった。先輩、後輩として互いに励まし合って試験に臨んだという。
「最初は合格した実感がわかなかった。うれしくてすぐに学校に連絡した」と加藤君。2人を指導してきた簿記部顧問の根岸毅尚教諭(37)は「報告を聞いて興奮した。2人とも精神的に強く、素直で吸収力があった」と顔をほころばせた。
加藤君は今年、県職員の採用試験に合格。藤井君も「将来は公認会計士か税理士になりたい。来年は、もう一つの必修科目の合格を目指す」と高い意欲を見せている。
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