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バイオディーゼル公用車の出発式 栃木・那須町

2008.11.21 03:26

 廃食用油を再利用したバイオディーゼル燃料(BDF)の本格活用に向けて那須町は20日、町のトラック2台で試験的にBDFの利用を始めた。来年4月からはゴミ収集車にも活用する。

 今週、BDFの製造装置が設置された道の駅「那須高原友愛の森」で同日、出発式が行われ、佐藤正洋町長がトラックにBDFを給油するなどセレモニーが行われた。装置などの事業費約640万円は国から2分の1の補助を受けた。

 BDFは天ぷら油などの廃食用油で作る軽油の代替燃料。メタノールを加えて化学反応させたもので、硫黄分を含まないため大気汚染や温暖化の抑止効果が期待されている。廃食用油100に対し数値上は90%が燃料として使用可能になる。

 同町は平成19年3月に地域資源の有効活用による循環型社会形成を目指す構想が国の「バイオマスタウン」の認定を受け、BDFの実用化に向け検討を進めてきた。今年4月からは町内の小中学校や保育園から出る使用済みの天ぷら油をストック、初年度は2000リットルのBDFを製造する。

 また来月1日からは役場やスーパーなど7カ所に回収ボックスを設置、一般家庭からも廃食用油を集め順次製造量を拡大。将来的には月に600リットル、年間7200リットルの製造を目指す。運営主体は町だが、BDFの製造業務のみを町などが出資する第三セクター「那須未来会社」に委託する。

 佐藤町長は「バイオディーゼル燃料の公用車が町内を走り町民の目に触れることは環境意識の向上に役立つと確信している。今後はさらに地域のエコエネルギーとして推進していきたい」としている。

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