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歴史の街 着物でぶらり「足利道楽」

2008.11.20 03:01

 着物姿で栃木県足利市中心街を散策したり和菓子店巡りをしたりするイベント「足利道楽」が23日、開かれる。当日は史跡足利学校で孔子とその弟子を祭る釈奠(せきてん)も行われ、足利の歴史を学べる一日となりそうだ。

 同市は昔から織物の産地として知られ、大胆なデザインで一大ブームを起こした「足利銘仙」は昭和初期には生産高日本一を誇った。また、市内は和菓子店が多いことでも知られ、かつては着物姿で和菓子を買い、外出先に進呈するという風習があった。

 30年代初期を境に洋服に押され、市内で足利銘仙を生産しているところはわずかしかなくなった。しかし、現在でも趣のある石畳の通りなど和服が似合う風情が残っている。そこで、足利商工会議所が「足利の歴史を知ると同時に、和服や和菓子の良さを再認識してもらいたい」とイベントを企画した。

 イベントは、着物姿でまちなかを歩く「まちなか着物de View(デビュー)」と、同商議所友愛会館を起点に市内の和菓子店の食べ歩きをする「まちなか和菓子Jalan(ジャラン)」。

 着物を持参した人には、友愛会館で無料で着付けを行うサービスのほか、50人(事前申し込みが必要)に1000円で着物のレンタルを行う。また、友愛会館周辺の和菓子店9軒を巡り、用意された和菓子(無料、先着300人)を楽しんでもらう。

 この日、史跡足利学校の孔子廟で孔子とその弟子を祭る釈奠(せきてん)が行われることから、同商議所では、立ち寄りスポットを掲載した地図を配布する。また、友愛会館内では足利銘仙の展示や和菓子作りの実演と体験も行われる。

 同商議所Jブランドプロジェクトチームの担当者は「足利らしい光景が見られると思う。多くの方に着物を着てまちなかを散策していただきたい」と話している。問い合わせは(電)0284・21・1354。

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