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栃木県農業試験場、バイオ燃料の研究に本格着手

2008.4.1 02:25

 県農業試験場は平成20年度から、バイオエタノールの製造に適した多収穫イネやテンサイの研究に着手する。県は将来、減反や後継者不足で耕作を放棄した田畑で栽培できるような作物にしたい考えだ。

 原油高でバイオ燃料に注目が集まる中、県は20年度中に、「バイオ燃料促進協議会(仮称)」を設立。農林業、石油製造業、運輸業、生協など幅広い団体との情報交換や啓発活動を積極的に展開する方針。さらに、昨年から始めたバイオディーゼル製造に使う廃食用油をつくるナタネの研究に加え、バイオエタノール製造に使う多収穫イネや、テンサイの研究を始める。

 多収穫イネは本県で栽培されたことがなく、テンサイは県北で過去に飼料用として栽培された記録があるだけ。県農業試験場では、本県の土壌や気象状況に適応した品種を探す。県はバイオ燃料事業費として、20年度予算に約1140万円を計上した。

 農林水産省は昨年、「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」を立ち上げて支援しており、北海道の2地区、新潟県の1地区で、商社やビールメーカーの協力を得てバイオエタノールの製造プラントの建設が進められている。

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