[PR]
ニュース:地方 RSS feed
【研究室から】人に優しいロボットの実現目指す 埼大・久野義徳教授 (1/2ページ)
「これはゴーギャンの力作です」−。ロボットがジェスチャーを交えながら、絵の説明を始めた。ロボットは手を上下に動かして絵を指さすほか、こちらを振り返り、見つめてくる。
「人間とロボットのコミュニケーションを調べ、使いやすいロボットをつくろうとしています」と語る埼大の久野義徳教授らが開発したのは、ガイドロボットだ。
ロボットはカメラで鑑賞者の顔を探し、「説明しましょうか」と呼びかけるほか、説明中によそ見をしていると、説明を繰り返して“念押し”もしてくれる。
「人間は言葉だけでなく、ジェスチャーも使って説明します。話しながら聞き手を見て、分かっているか確認もしています」
久野教授らが注目したのは聞き手を見る行為。学芸員の動きをビデオで撮影して調べると、聞き手を見るタイミングは、話の切れ目が多かったという。そこで、岡山県倉敷市の大原美術館で、ロボットに名画を解説させる実験を行った。
すると、話の切れ目でロボットが聞き手の方を見ると、聞き手もうなずいたり目を合わせたりと、人間の解説と同じような反応を返すことが分かったという。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]

