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【研究室から】人に優しいロボットの実現目指す 埼大・久野義徳教授 (1/2ページ)

2009.4.20 10:50
埼玉大学の久野義徳教授らが開発した名画の解説をするガイドロボット=さいたま市の埼玉大学理工学研究科久野研究室埼玉大学の久野義徳教授らが開発した名画の解説をするガイドロボット=さいたま市の埼玉大学理工学研究科久野研究室

 「これはゴーギャンの力作です」−。ロボットがジェスチャーを交えながら、絵の説明を始めた。ロボットは手を上下に動かして絵を指さすほか、こちらを振り返り、見つめてくる。

 「人間とロボットのコミュニケーションを調べ、使いやすいロボットをつくろうとしています」と語る埼大の久野義徳教授らが開発したのは、ガイドロボットだ。

 ロボットはカメラで鑑賞者の顔を探し、「説明しましょうか」と呼びかけるほか、説明中によそ見をしていると、説明を繰り返して“念押し”もしてくれる。

 「人間は言葉だけでなく、ジェスチャーも使って説明します。話しながら聞き手を見て、分かっているか確認もしています」

 久野教授らが注目したのは聞き手を見る行為。学芸員の動きをビデオで撮影して調べると、聞き手を見るタイミングは、話の切れ目が多かったという。そこで、岡山県倉敷市の大原美術館で、ロボットに名画を解説させる実験を行った。

 すると、話の切れ目でロボットが聞き手の方を見ると、聞き手もうなずいたり目を合わせたりと、人間の解説と同じような反応を返すことが分かったという。

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埼玉大学の久野義徳教授らが開発した名画の解説をするガイドロボット=さいたま市の埼玉大学理工学研究科久野研究室
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