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職員数を虚偽申請 県、特養ホームを処分

2008.9.10 02:34

 茨城県は9日、介護保険法に定められた職員数の基準を満たさず、虚偽申請で介護保険施設の指定を受けたなどとして、河内町生板の特別養護老人ホーム「千の風・河内」(星哲夫施設長)に対し、10月1日から6カ月間、介護給付金を5割削減し、新規入居者の受け入れを1年間禁止する処分を決めた。

 県によると、同施設は昨年2月5日に指定申請した際、実際の職員に加え施設への就職辞退者や系列法人職員の名前を使って、職員数を虚偽申請。今年2月に情報提供を受けた県が、14回にわたり監査した際にも不正を隠し、今年6月まで虚偽報告を続けた。

 同施設は「当時は業務が忙しく、書類がそろわなかった。大変申し訳ない」と釈明。運営者の社会福祉法人「健仁会」(千葉県鴨川市、小池健理事長)は「現場が勇み足してしまった」と関与を否定している。

 県は組織ぐるみの違反と判断。ただ、開設1カ月後に人員基準が満たされ、介護サービスが適正で報酬の不正請求がなかったことなどから、指定効力の一部停止にとどめた。

 同施設には、9月2日時点で定員いっぱいの57人が入所。介護給付金の削減分は同法人が補填(ほてん)し、今後も運営は続ける方針という。

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