ニュース:地方 RSS feed
【夏の高校野球】茨城県大会 ベスト8決まる
第90回全国高校野球選手権茨城大会は19日、水戸市民球場など4会場で4回戦8試合が行われ、ノーシード校2校を含む8強が出そろった。水戸一は三回まで4−2とリードしたが、五回に同点に追いついた霞ケ浦がソロ本塁打2本を放って逆転勝ち。常総学院は下妻二と対戦。七回まで0−0と両者一歩も譲らぬ熱戦となった。八回に三塁打で出塁した代打土肥が犠飛で生還すると、さらに二死満塁と攻め立て、代打羽鳥の右前適時打で2点目を挙げそのまま逃げ切った。これまでコールド勝ちで駒を進めてきた水戸商は、佐和を相手に苦戦し、延長十回二死満塁で押し出しの死球でサヨナラ勝ち。多賀は三回二死三塁、小林竜の内野安打で1点を先取。春先の故障から復帰した水野が完投し、水戸葵陵打線を完封した。20日は水戸市民球場とひたちなか市民球場で準々決勝4試合が行われる。
◇
≪霞ヶ浦・エース岡本 意地の力投≫
霞ケ浦の先発・大塚は三回までに被安打5の4失点。四回、先頭打者に四球を与えたところで高橋監督は、「次の1点は大きい。行くしかない」と交代を告げた。
マウンドに立ったのは、エース岡本。2−4。これ以上点差を広げさせるわけにはいかなかった。「この走者で点をやれば大塚が自信をなくす。ここは大塚のためにも抑えなくては」。犠打を決められて、一死二塁となったが、後続をきって取った。
チームは五回に2点をもぎ取って追いつき、七回には4番橿村のソロ本塁打でついに勝ち越し。それでも、岡本は「1点差では安心できない」と緊張感を保ち続けた。
岡本の力投に応えるように、女房役の池田も八回に右翼席へたたき込んだ。「どの人が打つよりうれしかった」。厳しい試合をものにし、エースから笑みがこぼれた。(豊田真由美)
◇
≪佐竹の無失点エース、力尽く≫
これまで3試合すべてに先発し、1人で投げ抜いてきた佐竹のエース黒羽。22イニング連続無失点中でもあった。
だが、この日は土浦湖北を相手に一回、いきなり2失点。「疲れがあって、腕が振れなかった」とエース。それが力みにつながり、失点を重ねた。打線も四回に3点を挙げ1点差まで詰め寄ったものの、12残塁とエースを援護しきれなかった。
「コントロールを磨いて出直す」とマウンドを守り通した2年生。そして、「来年は8強入りを目指したい」。目を赤くにじませながらも力強く話した。(ひたちなか市民球場)
▽4回戦
【水戸市民球場】
霞ケ浦 6− 4 水戸一
水戸商 11−10 佐 和
(延長十回)
【ひたちなか市民球場】
土浦 湖北 7−3 佐 竹
東洋大牛久 6−4 明秀 日立
【土浦市民球場】
常総学院 2−0 下妻二
鉾田一 1−0 竜ケ崎一
【県営球場】
中 央 2−1 牛 久
多 賀 1−0 水戸 葵陵