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非出会い系サイト経由の性犯罪急増

2008.6.6 03:06

 携帯電話のゲームサイトで知り合った少女にわいせつ行為をしたとして、水戸地検は5日、千葉県青少年健全育成条例違反の罪で茨城県古河市尾崎、元会社員、清水雅晴被告(44)=児童ポルノ禁止法違反罪などで公判中=を追起訴した。少女を狙った性犯罪はこれまで、インターネットの出会い系サイトが温床となっていたが、最近は携帯電話のゲームサイトなど非出会い系が主流になりつつあり、茨城県内では今年すでに8件が摘発。県警少年課は「保護者は携帯電話サイトの危険性を十分認識して対策を」と注意を呼びかけている。(池田美緒)

 「友達づきあいは苦手。本音の言い合える友達がほしかった」。清水被告の初公判での一幕。少女(16)は携帯電話のゲームサイトで清水被告と出会った。

 高校に入り中学時代の友達と話題がずれてしまったことからゲームサイトに登録。サイト内で清水被告とメッセージをやり取りするうち、メールアドレスなどを交換。約1カ月後には2人でカラオケに行き、ホテルへ。「セックスに興味があった」。気付くと犯罪の被害者になっていた。

 一方、清水被告は「妻以外の女性と交際したい」と、少女4人を18歳未満と知りながらも誘い出していた。少女らの親は「(子供に)安易に携帯電話を預けてしまった」と悔やんだ。

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 県内のインターネットサイトを通じた少女被害の性犯罪検挙数のうち、出会い系サイトを通じたものは平成17年以降、減少傾向。一方、掲示板などの非出会い系サイトを通じたものは急増している。

 会員登録数約1024万人の「モバゲータウン」。ゲームと日記、コミュニティー機能が融合したサービスで、利用者の約80%が10〜20代。16〜18歳の少女5人に2人が登録しているという。

 日記を掲載する専用スペースには「アバター」という自分の分身のイラストが飾られ、「サークル」に参加すれば、同じ趣味の会員と知り合える。連絡先を交換しなくてもメッセージ機能で連絡が取れる。

 同サイトを運営するディー・エヌ・エーでは、登録者同士でメールアドレスを交換したり会うことを禁止している。13歳未満のメッセージ機能禁止、18歳未満は年齢差前後2歳までとのみメッセージ交換可能などの制限も設けている。

 しかし、年齢や性別を偽って登録したり、暗号を使いメールアドレスを交換するケースも後を絶たない。

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 有害情報を制限するフィルタリングサービス。携帯電話、PHSの同サービス利用者は約340万人に上っているが、認知度はまだ低い。県警少年課は「子供にせがまれるままに携帯電話を買い、通信代無制限のプランに加入するなど、インターネット機能について危機意識が低い保護者が多い」と警鐘を鳴らす。

 しかし、フィルタリングサービスは“臭いものにフタ”の理論。同サービスのために約7000万件のURLリストを提供するネットスターは「ネット上のコミュニケーションがすべて悪いわけではない。各自のリテラシーやモラルが重要」と訴える。

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