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鹿嶋市談合疑惑訴訟 市長に賠償請求命じる 水戸地裁

2008.5.14 03:38

 鹿嶋市が平成16年に実施した屎尿(しにょう)処理施設建設工事の一般競争入札で、談合が行われ損害を受けたとして、鹿嶋市民オンブズマン連合の浜田弘代表が内田俊郎市長に対し、落札したクボタ(大阪市)に約3億5400万円を賠償請求するよう求めた住民訴訟の判決公判が13日、水戸地裁であった。坂口公一裁判長は談合を認め、同社に1億7700万円を請求するよう市長に命じた。

 判決で、坂口裁判長は、受注担当者らの供述などから談合を認定。同市が談合によって、少なくとも落札額17億7135万円の約1割の損害を被ったと指摘した。また、同市長が同日まで同社に損害賠償請求しなかったことについて、「違法に財産の管理を怠っている」と認めた。

 判決などによると、同市は16年1月、同施設の一般競争入札を実施。7社が参加し、クボタが入札予定価格の約91・9%に当たる17億7135万円で落札した。内田市長は提訴時、「市の入札に談合はなかったと確信している」とコメントしていた。

 浜田代表は判決後、「談合事件は全国でまだある。(賠償請求を命ずる民事判決を勝ち取る)先例をつくれて満足している。税金を扱う市長には、もっと責任を感じてほしい」とコメント。

 内田市長は「判決主文については真摯(しんし)に受け止め、適切に対応したい」とした。

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