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違法ケシを大量発見 小貝川フラワーフェスティバル会場 購入種に混入? 茨城

2008.5.14 03:36

 下妻市比毛の「小貝川ふれあい公園」で、あへん法で栽培が禁止されている違法ケシが数10万本咲いていることが分かり、同市などは13日、すべてを抜き取って焼却処分した。市が管理する同公園では今月24、25の両日、「小貝川フラワーフェスティバル」が開催される予定。この催しのため昨年末にまいた種に違法ケシが混じっていた可能性があるという。例年、多数の観光客が訪れる「花の祭典」を前に発覚した“悪花繚乱(りょうらん)”に、関係者からも驚きの声が上がっている。

 違法ケシが発見されたのは、11日昼。公園付近をパトロールしていた下妻署員が、咲き乱れる深紅のケシに気付いた。12日、同署は抜き取ったケシを県に持参。県薬務課などが現地調査した結果、栽培が禁止されているアツミゲシと判明した。

 県によると、過去に数百本単位の不正ケシが発見されたことはあるが、今回のように大量に発見されるのは初めてという。

 「見慣れない花が咲いていると思ったが、まさか不正ケシだとは…」。フェスティバルを主催する下妻市も困惑を隠せない。同市は昨年末、市内の業者から3種類のポピーの種を購入。10月には約400人の地元ボランティアが種まきした。購入した種には栽培が許されているケシ属のシャレポピー(ヒナゲシ)が含まれており、不正ケシの種が誤って混入していた可能性がある。

 県によると、ケシの種は非常に小さく、見た目で違法ケシを判別するのは非常に困難だという。ただ、海外から入る違法ケシには発芽防止の処置が取られる決まりで、県は業者や同市から詳しい経緯を聴くとともに、業者に対し、同時期に販売した種に違法ケシが混入していないか調査するよう求めている。

 同公園では、約5ヘクタールのフェスティバル会場に500万本もの花を栽培。今年のフェスティバルには約3万人の来客を予想している。一方、同公園から約10キロ離れた同市鎌庭の公園施設「鬼怒フラワーライン」にも約150万本のポピーが栽培されているが、違法ケシは発見されなかった。

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