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夏の高校野球 桐生商と前工が好発進
第90回全国高校野球選手権県大会は8日、雨天により順延となった県営敷島、伊勢崎市、高崎城南の3球場で2回戦9試合と、桐生球場で2回戦2試合が行われ、コールドと延長の試合が入り交じる波乱の試合展開となった。シード校の前橋工は8−0の七回コールドで沼田を圧倒し、桐生商は11−1の五回コールドで安定した強さをみせた。高崎商も藤岡中央に6−0で順当に3回戦に駒を進めた。一方、高崎経大付は延長十一回表に一挙に3得点を挙げ、4−1で桐生西を振り切り、西邑楽は延長十四回表に貴重な1点を奪い、太田に2−1で勝利した。
30年前の応援団OBが声をからし必死の応援 桐生のスタンドでは、30年前に春の甲子園大会に同校が出場した際、応援団員として活躍した松本英明さん(48)が、滝のように流れる汗をぬぐいもせずに、切れのある動きでナインを鼓舞した。
松本さんの時代には20人以上いた応援団員も、現在はわずか1人。OBとして指導してきた松本さんは平成19年から、現役の団員に交ざって応援をするようになった。攻撃の場面では、自ら先頭に立って声を出し、太鼓をたたくなどして桐生の逆転勝利を「気合」で呼び込んだ。
試合後には、学ランに浮かび上がった白い汗の跡を輝かせながら、「さすがに腕がつりそうになった。体力の限界」と笑顔で話していた。