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館林のバレエダンサー、清瀧千晴さんがボリショイに抜擢
館林市在住のバレエダンサー、清瀧千晴さん(21)が9月から1年間、文化庁が選んだ今年度の派遣研修員として、ロシアの国立ボリショイ・バレエ団(モスクワ)で、自身の技術に磨きをかける。同バレエ団が外国人を研修員として受け入れるのは極めて異例だという。清瀧さんは「技術だけでなく、舞台センスも磨き、観衆を感動させるダンサーに成長したい」と意気込んでいる。
「世界的なものに触れられる貴重な機会。1年はあっという間だと思うが、吸収できることは最大限、吸収したい」
清瀧さんは29日、館林市役所に安楽岡一雄市長を訪ね、ロシア行きの抱負をこう語った。
清瀧さんは平成19年から、牧阿佐美バレエ団(東京)で活躍しており、同庁が募集している今年度の「新進芸術家海外留学制度」に応募。今月に入り、同庁から研修員に決定したと知らせを受けた。
県立館林高校在学中の15年に、ボリショイ・バレエ学校に奨学生として1年間、留学した経験があった実績などが決め手になったとみられ、同制度の舞踊分野での合格者は県内で初めてだという。
「ただ学ぶだけの学校とは違う。出演させてもらえるかは芸術監督の意向次第だが、舞台に立つことを目指して頑張る」
所属するバレエ団が7、8の両月に開催するスペイン公演などをこなしながら、出発準備にかかる。「モスクワの街もすごく急成長している。それをみるのも楽しみ」と、2度目のモスクワ行きに気持ちを新たにしている。