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原告一部勝訴も「供述の信用性」立証課題 知的障害少女わいせつ (1/2ページ)
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民事提訴から2年半、少女が最初に被害を訴えてから5年半。浦安市立小学校の養護学級(現特別支援学級)の元男性教諭(49)=依願退職=による知的障害者の少女(16)へのわいせつ行為をめぐる損害賠償請求訴訟で、千葉地裁は24日、原告側の一部勝訴という判断を示した。判決は「知的障害者の権利向上を図りたい」との両親の願いを実現する一歩となったが、知的障害者の供述の信用性をどう証明するかや、学校という“密室”で行われたわいせつ行為の立証の難しさなど、大きな課題も投げかけた。(西岡瑞穂)
判決後に会見した少女の母親は「ほっとした」と安堵(あんど)の様子だったが、父親は「6対4くらいの割合で喜びの方が大きい」と言いながら複雑な表情ものぞかせた。
判決は元教諭に無罪を言い渡した1、2審と異なり、知的障害のある少女の供述を証拠に原告側の主張を一部認めた。
原告側弁護団は「民事が刑事と異なる独自の判断をしたことや、知的障害のある少女の証言が一部とはいえ認められ、救済されたことは画期的であり大きな成果」と判決に一定の評価を与えた。
とはいうものの、少女の証言以外に補強証拠がないとして主張の多くは事実認定されなかった▽被害に遭ってから被害申告までに時間が経過したことを理由に証言の信用性が認められなかった▽教育委員会などが再発防止のため迅速に対応したと認定された−などを「遺憾に思う」としている。
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