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賞味期限を改竄 「南房総」名物イカの塩辛
南房総名物として人気が高かったイカの塩辛の賞味期限が半年間も改竄(かいざん)されていたとして、県は28日、日本農林規格(JAS)法に基づき、南房総市千倉町の海産物加工業者に改善を指示した。健康被害の報告はないという。
県安全農業推進課によると、塩辛を製造していたのは白山商店の白山勉代表(73)。白山代表は神奈川県の水産加工業者から仕入れた塩辛を、瓶に小分けして小売店に卸していた。
瓶のふたやラベルなどに原材料名や容量を表示せず、賞味期限も神奈川の業者が製造から2カ月としていたのを最長で6カ月と改竄していた。
使用されたイカも北海道産だったが「房総の味」と表示。南房総地区の土産物屋などで販売されていた。昨年1月から今年8月の間だけで、約4700個(160グラム入り)を小売業者に販売。このうち、少なくとも667個が賞味期限切れだった。
塩辛は昭和45年ごろから販売され、「これに限る」と遠隔地から買いに訪れる人もいたという。
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