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弥生最長の垂木が出土 鳥取・青谷上寺地遺跡

2007.11.8 02:51

 鳥取市青谷町の弥生時代の集落遺跡「青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡」から、両端までが完全な形で残っている全長約4メートルの弥生時代最長の垂木(たるき)が出土し、鳥取県埋蔵文化財センターが7日、発表した。専門家は「山陰地方の大型掘立柱建物の中で中規模クラスの建物の一部」と推定している。

 垂木は屋根を支える骨組みで、出土したのは両端が有頭状と斜めにそれぞれ加工された長さ3・97メートル、一辺7・5センチのスギの角垂木と、長さ約3・88メートル、直径6センチの丸垂木。これまで完形として弥生時代最長とされた岡山市の「津島遺跡」の垂木(長さ約3・09メートル、直径7センチ)を上回った。

 2本の垂木は、弥生時代中期(約2000年前)の同じ溝から出土しており、同一建物の建築材と推定される。有頭状の加工が建物の棟側で、斜めの加工が軒側にあたるという。周辺の同時代の遺構から垂木との組み合わせが可能な長さ4・1メートルの梁(はり)などの建築材も見つかっており、調査にあたった鳥取環境大の浅川滋男教授(建築史)は「床面積30〜40平方メートルの大型掘立柱建物ではないか。同じ遺跡から出土した建築材で建物を具体的に推定できたことにも意義がある」と話している。

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