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鳥インフル発生予防の緊急消毒 岡山県
秋田県・十和田湖畔や北海道・野付半島で見つかったハクチョウの死骸(しがい)から強毒性のH5N1型のウイルスが検出されたことを受けて、岡山県は16日、鳥インフルエンザの発生防止策として、県内の養鶏場への消毒薬(消石灰)の無料配布と場内の消毒を始めた。31日までに計1万2660袋(1袋20キロ入り)を配布し、予防に役立ててもらう。
農水省の通知による家畜伝染病予防法に基づいての措置。県内では203養鶏農家らが約1000万羽のニワトリを飼育している。消毒薬は国の負担によって県が購入し、全農岡山県本部を通じて配布し、各養鶏農家が施設周辺などに散布。県職員が養鶏場を巡回して消毒の実施状況を確認する。
初日は、新見市の石灰工業から搬入した消毒薬573袋を高梁市と赤磐市の養鶏場に配布。養鶏農家の人らが鶏舎の周囲を約1メートル幅にわたって散布したほか、養鶏場の外縁部などでも消毒作業を行った。
岡山県では昨年1月、高梁市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生。当時は養鶏場からの早期通報と、その後の防疫作業が奏功。感染拡大を最小限に防ぐことができ、鳥インフルエンザ対策の「モデルケース」として国から高い評価を得た。