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81ミリ迫撃砲を実弾射撃訓練 陸自日本原演習場

2008.5.10 02:53

 陸上自衛隊日本原演習場(岡山県奈義町、津山市)の東弾着地で9日、81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練が38年ぶりに行われた。同演習場で射程が長い迫撃弾を安全に撃ち込める訓練場は東弾着地のみだが、これまで土地所有権をめぐる訴訟などのため自粛していた。

 陸自は、東弾着地の土地所有権をめぐる民事訴訟や地元住民の反対などから、昭和45年を最後に実弾射撃訓練を自粛していたが、訴訟が終結しことから今年1月24日、地元住民らが立ち会う中、迫撃砲1門を使った実弾射撃訓練を試験的に実施。その成果を受けて今回、砲2門を使った本格的な射撃訓練に踏み切った。

 この日の訓練は陸自第13旅団第46普通科連隊(広島県海田町、連隊長・井手篤一等陸佐)が実施。午前中に12発、午後に15発を発射して訓練を終えた。午前中には地元の奈義町議や住民代表らが立ち会った。

 中・四国地方には、迫撃砲を用いる普通科連隊として第8(米子)、第17(山口)第46(海田町)、第50(善通寺)の4個連隊があるが、これまであいば野演習場(滋賀県)か日出生台演習場(大分県)で訓練を行っていた。日本原演習場で行えると移動負担が大幅軽減されるという。

 井手連隊長は「必要不可欠の射撃場なので、今後も地元の理解を得ながら安全で確実な訓練を行っていきたい」と述べた。

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