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岡山の水島港でセアカゴケグモ駆除作戦
岡山県倉敷市の水島港(玉島地区)でオーストラリア近郊原産で特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」5匹が見つかり、県は2日、同港埠頭(ふとう)周辺で大がかりな駆除作戦を展開した。職員や害虫駆除業者ら約40人が、殺虫剤などを使ってトラフ(配電ブロック)や側溝内、コンテナ周囲の駆除作業に取り組んだ。
セアカゴケグモが見つかった同港埠頭は、外国船などが停泊し、多くのコンテナが並ぶポイント。県内で発見されたのは初めてで、拡散や繁殖などを防ぐために徹底した駆除を行うことにした。
作業は午前10時から始まり、関西クモ研究会(大阪)の清水裕行さん(59)の立ち会いで、埠頭周辺のトラフや側溝をはじめ、巣を作りそうなコンテナのすき間などに殺虫剤(スミチオンなど)を噴霧。駆除とともに、生息状況などを確認したが、この日の作業ではクモや巣は見つからなかった。
清水さんは「関東などでは会社員の引っ越し荷物(植木鉢)などに入っていたり、車の泥よけにくっついて運びこまれたケースはあるが、岡山の場合は場所的にみて、国内外の船舶の積み荷にまぎれ込んできた可能性が濃厚。今後の状況確認は不可欠」と話している。
セアカゴケグモは、4月24日午前11時20分ごろ、水島港湾事務所の男性職員が玉島地区の外貿1号埠頭(ふとう)のばら積み置き場敷地内の照明灯を点検中に、架台下内部で巣とともに発見。25日までに約25メートルの架台周辺で、大きさ5ミリ〜8ミリのクモ5匹を捕獲していた。