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硫化水素中毒防止へ対策まとめる 岡山県警

2008.3.29 02:32

 岡山市や神戸市で硫化水素による中毒事件が発生したのを受け、岡山県警は28日、ガス中毒を防止する「空気呼吸器・ポンプ」などの安全機器を管内各署に再配置、効率活用していく方針を明らかにした。

 これまで都心部でのテロ対策用に岡山市の本部高速隊、機動隊、鑑識課と水島署(倉敷市)に集中配置していた機器を4月上旬から倉敷、高梁、津山、備前、笠岡の4署にも分散。民家が集中する住宅地や郊外などで硫化水素中毒が発生した場合、4署を拠点に近隣署にも効率よく機器が活用できる広域配置と迅速な出動態勢を確立する。また、ボンベを使わない濾過(ろか)式の簡易防毒ガスマスクも各署に装備し、硫化水素などのガス中毒事件に備えていく。

 岡山市内では3月に入り、母と長男が死亡したり、男性公務員が自動車内で自殺するなどの硫化水素中毒事件が続発。捜査に当たった警察官がガスを吸ったため、3日間検査入院する2次災害もあった。

 県警では、市民が事件に巻き込まれないよう、(卵の腐ったような)硫黄臭に気づいたら119番、110番通報▽現場に立ち入らず風上に避難▽引火・爆発の危険があるので火気を使わない−などの注意を呼び掛けている。

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