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豪雨被害 広島、岡山でも浸水や停電
停滞した前線の影響で東海と関東地方で記録的な豪雨に見舞われた29日、中国地方でも広島県東部や岡山県などで激しい雨となり、各地で住宅の浸水などの被害が相次ぎ、冠水で各地の道路が通行止めになった。また、JR山陽線や呉線、芸備線、津山線の一部区間などで一時運転を見合わせるなどダイヤの乱れが終日続いた。
広島地方気象台によると、28日午後4時の降り始めから29日午後2時までの降雨量は、吉田(三原市)106ミリ▽河内(東広島市)99ミリ▽福山(福山市)同−など。特に、福山では同日午前8時半からの1時間で観測史上最高の降雨量91・5ミリを記録した。
福山市のまとめでは、市内で32戸が床上浸水、415戸が床下浸水したほか、5カ所で土砂崩れが起こった。また、落雷の影響で、同市内と隣接する府中市で、延べ約7900戸が一時停電するなどした。
尾道市では、1戸が床上浸水、54戸で床下浸水、13カ所で土砂崩れが起きた。三原市では、市中心部の15戸で床下浸水の被害が出たほか、2カ所で土砂崩れ。府中市でも2戸が床下浸水した。
一方、岡山県では大雨洪水警報が出されるなど県南部を中心に浸水や停電などの被害が出た。
岡山地方気象台は笠岡市、浅口市、里庄町で午前10時までの1時間に90ミリ以上の雨が降ったとして「記録的短時間大雨情報」を発令。高梁、岡山、東備、倉敷、井笠の各地区では大雨洪水警報、笠岡と井原の両市では土砂災害警報情報が出された。
笠岡市で住宅7棟と工場1棟、浅口市で住宅3棟が床下浸水。中国電力岡山支社によると、岡山、赤磐、倉敷の3市計約2460戸で雷雨の影響とみられる停電が発生した。
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