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山梨 19年かけて県史完成、報告会開催

2008.5.15 02:47

 原始から現代までの県史を網羅した「山梨県史」(全28巻、31冊)が19年かけて完成し、関係者を集めた刊行記念報告会が開かれた。これほどの規模の県史編纂(さん)は江戸時代後期の文化11(1814)年完成の「甲斐国志」以来で、広瀬孝嘉県教育長は「先人の英知をたどり過去を学びながら、未来像を探る鏡として活用したい」と話した。

 県史編纂(へんさん)は大正時代、甲州財閥の一つが始めたが、関東大震災や経済不況で中断した歴史がある。県は平成2年に編纂事業に着手、約170人が資料調査や収集に携わり、最後の「概説編」が完成した。同書は県内に生活痕跡が残る約3万5000年前から、甲斐国の成立や武田家の活躍、県が成立した近現代までを、刊行済みの各時代編よりも平易にまとめたという。全巻が県内の図書館などに置かれ、販売もされている。

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