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南アルプス 野生動物による食害深刻 山梨県連絡協議会
山梨、長野、静岡の3県が目指す南アルプスの世界自然遺産登録に関し、山梨県連絡協議会(会長・今沢忠文南アルプス市長)が13日、開かれた。事務局側は、標高2600メートル以上の「高標高地」に本来は生息しない野生動物が出没、高山植物への食害などが出ているとして、登録への懸念材料と指摘した。
南アルプス市職員らが昨年6〜8月、北岳と中白根の高標高地を調査したところ、掘り起こされて枯死した草木や先端が食べられた新芽などの食害が登山道沿いに広く確認され、標高3000メートル近くにまでニホンジカやニホンザルが出没した形跡があった。また標高2200メートル地点ではニホンザルが子ザルを連れた姿が撮影され、サルの群れが定着している可能性も示した。6月の学術調査委員会に報告し、今後も調査を継続する予定。