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【夏の高校野球】新潟大会 準決勝 佐渡と県央工が初の決勝進出
第90回全国高校野球選手権新潟大会は22日、三条市の三條機械スタジアムで準決勝2試合が行われ、県央工と佐渡の両県立勢がいずれも強豪私学を下し、初の決勝進出を果たした。佐渡島勢が決勝に進むのは初めて。1県1代表となった第55回大会(昭和48年)以降、三条市勢が決勝に勝ち上がったのも初めて。決勝は23日午後1時から、同スタジアムで行われる。
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≪強豪・文理を完封≫
▽準決勝(第1試合)
日本文理 000 000 000−0
県央工 000 130 00×−4
(文)奥浜、伊藤−品田、清島
(央)石田、古村−中野
▽三塁打=頓所(央)▽二塁打=渡辺(文)池田(央)
【県央工−日本文理】県央工が甲子園の常連、日本文理に快勝した。県央工は四回二死一、三塁で、中野が右前に弾き返し先制。続く五回は代打頓所の中越え三塁打を皮切りに、3安打を集中して3点を追加した。守っては石田、古村の継投で、文理打線をかわし4安打無得点に封じ込めた。文理は打線が振るわず、八回二死二、三塁の好機も後続が打ち取られた。
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≪中越にサヨナラ≫
▽同(第2試合)
中 越 000 010 000 −1
佐 渡 010 000 001x−2
(中)山後、東條−飛田野
(佐)中河−斎藤
▽二塁打=飛田野(中)本間貴(佐)
【佐渡−中越】息詰まる投手戦を、佐渡がサヨナラで制した。1−1で迎えた九回裏、佐渡は内野安打と犠打、敵失で二死一、二塁とし、岩崎が三遊間を破って二塁走者を返した。佐渡はエース中河が中越打線を6安打1点に抑える力投を見せ、辛抱強く打線の援護を待った。中越はエース阿部拳が準々決勝で負傷して投げられず、打線も最後まで右横手投げの中河を攻略できなかった。
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サヨナラ勝ちで佐渡島勢初の決勝進出を果たし、約150人の佐渡応援団は歓喜にわいた。OB会の竹谷宏副会長(50)は「かつては監督不在でOBたちが練習を手伝った時期もあった。選手たちは一戦一戦たくましくなった」と目を細めた。
離島のハンディがつきまとい、これまではベスト8が最高だった。今年のチームは長野遠征で、甲子園出場経験のある強豪の佐久長聖や長野日大の胸を借り、全国レベルを肌で知った。深井浩司監督は「最後は全島民の気持ちが乗り移ったかのようだった」と激戦を振り返り、斎藤優輝主将は「明日も勝って甲子園出場を果たし、島民に勇気を与えたい」と力を込めた。