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債務超過182億円 アルピコグループ
長野県中部の代表的企業である松本電鉄の滝沢徹社長が25日夜、松本市の本社で会見し、同社を中核としたアルピコグループ19社の平成19年9月期の連結決算が182億円の債務超過に陥ったことを明らかにした。今後、「私的整理ガイドライン」に基づき、メーンバンクの八十二銀行など8金融機関から180億円規模の金融支援を受け、事業再生を進める方針。社長ら経営陣は来年4月の臨時株主総会を経て、退任する意向だ。
私的整理ガイドラインは全国銀行協会などが定めた債権放棄などを行う手続きの指針。メーンバンクが中心となって事業再生を担う。法的整理よりも、事業が継続しやすいとされる。事業再生計画は、グループの有利子負債610億円のうち、金融機関が152億円分の債権を放棄。八十二銀行が30億円分の債権を株式化し、財務を改善する。さらに、投資会社のリサ・パートナーズの投資組合と八十二銀行が50億円規模の出資を行う。交通事業は不採算路線の見直しを進め、ホテル業も合理化する。
アルピコはバブル期に、ゴルフ場やホテル事業に投資。しかし、収益があがらないまま運転資金を投入し、スーパーの改装やバスの更新などの新規投資が滞り収益が低迷する悪循環に陥っていた。今期、初めて連結決算を取り入れて、時価で資産を見直したところ、ゴルフ場などの評価損が大幅にふくれ、債務超過になった。
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