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“日本最古”のJR貨物・敦賀港線、来年3月にも運行停止 

2008.11.13 02:15

 JR貨物が敦賀市の敦賀港線(敦賀港駅〜敦賀駅間2・7キロ)について、早ければ来年3月中旬にも運行を停止するとの方針を同市などに説明していることが分かった。敦賀港線は明治15年に開業した日本で最も古い路線の一つで、同市の物流や観光へも影響を及ぼしそうだ。

 説明を受けた同市などによると、JR貨物は来年3月のダイヤ改正に合わせて停止する予定という。運行停止の理由について、同市では「貨物列車での輸送は500キロ以上の距離でないと、利益が出にくいと聞いている」としており、コスト削減などがおもな原因とみられる。

 敦賀港駅は明治15年に開業。東京・新橋駅間に急行「欧亜国際連絡列車」が運行されるなど、日本の主要な駅の一つだった。しかし、利用客の減少により昭和62年から貨物専用線に変更。昭和62年度には年間約28万トンの貨物を取り扱ったが、昨年度は約5・2万トンと大幅に減少。現在は、1日1往復が運行している。また、休日になると鉄道ファンや観光客らが同駅を訪れてカメラを向けるなど、観光スポットとしても注目されている。県や市では同線に線路と道路を走行できるDMV(デュアル・モード・ビークル)を運行し、観光資源としての活用も検討していた。

 同市では敦賀港の多目的国際ターミナルの本格供用を控えており、河瀬一治市長は「多様な輸送手段の確保や敦賀港線の歴史的重要性から、運行再開に向けて敦賀港の利用促進に努めたい」とのコメントを出した。

 JR貨物では敦賀港線の運行停止について、「コメントはできない」としている。一般的に、運行が停止された場合でも直ちに線路を外すことはなく、そのまま残される。また、これまで運行が停止された路線で、再開された例はないという。

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