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【衆院解散】拉致被害者家族らに焦燥感「北と交渉できるのか」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:北朝鮮拉致事件
麻生太郎首相が衆院解散を決断し、民主党などの野党が内閣不信任案(衆院)や首相の問責決議案(参院)を出すなど政局が混沌(こんとん)とし始めたことで、今国会で審議中の重要法案の行方は絶望的との見方もある。北朝鮮船舶の貨物検査特別措置法案もそのひとつ。「政府は当初の約束通り法案成立を急いでほしい」。北朝鮮に圧力をかけたい拉致被害者家族らは危機感を募らせている。
「解散で政治家が浮足立っている今の状況で、いくら訴えても、拉致問題自体が忘れられているのではないか。政府は当初の約束通り、北朝鮮船舶の貨物検査特別措置法案を早急に成立させてほしい」と話すのは家族会代表の飯塚繁雄さん(71)。
事務局長の増元照明さん(53)も「今週中にきちんと審議してまとめてもらいたい。与野党にかかわらず、今後の国の政策にかかわる問題で、廃案となれば国際社会での発言力も弱まる」と強調し、「北朝鮮から見れば、政治がこんな状況では(拉致問題を)交渉する気にならないだろう」と吐き捨てた。
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