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【福島香織のあれも聞きたい】田中康夫氏インタビュー(1) (1/3ページ)
日本システムを再起動
自民党内部から不協和音がいろいろ聞こえてくるにつけ、やはり政権交代はあるのか、あったら何が変わるのか? というのが気になるところ。今回は、民主党の友党・新党日本の代表でもあり、小沢一郎氏とも気脈を通じているという田中康夫氏に独特の民主党と自民党評、政権交代がもたらす変化などについて聞いた。自民党も民主党も同じ“百貨店”政党だけれど、コンピューターが再起動すれば新しいアプリケーションがスムーズに動くこともある、という田中氏。ひょっとして政権交代後に何かの役割を担うこともある!?(政治部 福島香織)
【自民も民主も百貨店政党】
「産経新聞になら国籍法改正案への反対とか聞いてほしいな。右も左もけっ飛ばせというのが田中康夫だから、保守とかリベラルとか関係ないよ」
−−時節柄、やっぱり政権交代のテーマからお聞きしたいです。政権交代したら何が変わるの? と、その先が実は私には想像つかないんですよ。民主党に政権なんて任せられないと思っている向きもあるんですけど、新党日本は、民主党とのおつきあいが深いですし、別のご意見もあるのでは。
「自由民主党と民主党というのはね、良くも悪くも百貨店なわけで。百貨店も最近は一階にね、なんか、タカアンドトシの『欧米か!』とつっこみたくなるようなブティックが入っていたり、地下にはデパ地下の食料品売り場があったり、最上階には、未だに家具やオーディオも少し売っていたりしているじゃない? 百貨店には正社員もいるんだけど、実はアパレルの各メーカーからの派遣社員もいるわけだ。自民、民主両百貨店には実は派遣がいっぱいいる政党なんだ。政党としては新党日本が唯一派遣がいないみたいなもんで」
「どういうことかというと、自民党の派遣社員とは、各種団体に属する人。民主党は各種組合からの派遣社員なのよ。だから、政党としての総論は立派だけど、結局、各論のところにいくと、派遣元の主張なんかもあって、腰砕けであったり、ナアナアであったり、あいまいな決着をすることになる。それが、世論調査だと特定の政党を支持する人が4割とか5割になる結果につながっている。そういう政治を、政治部の記者クラブの人は、廊下トンビになって永田町を見てきたように、政局だ、と書くわけだ。私はこういう形の政治というものにずっと違和感を覚えてきた」
「政局、政局というけど、それを支持している人が0・1歩でもいい方向に進むな、と思えて初めて政局が起こるべきなのに、結局、政局のための政局で終わっている。それが不思議だな、とずっと違和感を覚えている」
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