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鳩山氏政治資金の謎 “故人”献金/クリスマス献金/生前贈与? (1/2ページ)
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金収支報告書の虚偽記載問題が広がる兆しを見せている。自民、公明両党は民主党代表に2代続く「政治とカネ」問題を徹底追及する構え。政界有数の資産家として知られる鳩山氏。その政治資金にはどんな謎や疑惑が隠されているのか−。(水内茂幸)
【疑惑1】
鳩山氏の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」の個人献金は年間5000万円〜1億1000万円と政界でも突出している。ちなみに麻生太郎首相への個人献金は年1000万円を超すことはまれで5万円以下の匿名献金は1割以下だ。
鳩山氏はこれを「クリーンさ」の証として、企業・団体献金の廃止を声高に唱えてきたが、6月中旬、自慢の個人献金に突如疑惑が浮上した。友愛政経懇話会の政治資金収支報告書に死亡した人が多数含まれていたのだ。存命あっても「献金の事実はない」と証言する人も出てきた。
鳩山氏は6月30日に釈明会見を開き、平成17〜20年の4年間で計90人193件が虚偽記載があり、総額2177万8000円に上ることを明らかにした。
この後、鳩山事務所は収支報告書を修正したが、虚偽記載分を削除。平成17年に5万円以上の個人献金を行った人は70人から18人、18年は51人から13人、19年は64人から16人−といずれも激減した。つまり報告書の個人献金は8割が虚偽だったことになる。
加えて、収支報告書に氏名を記載する必要がない5万円以下の個人献金にも疑惑が浮かぶ。鳩山氏の場合、17年だけで3969万円にのぼり献金全体の59%を占めるが、単純計算で700人以上から献金を集める必要があるからだ。
政治資金規正法では一個人が政治団体に寄付できる額は年間1000万円までと制限されている。ある自民党関係者は「鳩山氏は特定の個人から上限額以上の献金を受けとるために架空の個人献金をでっち上げたのではないか」と疑いの目を向ける。


