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自民最大派閥・町村派の憂鬱 沈黙の中川秀直氏は雲隠れ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:安倍元首相
自民党町村派(清和政策研究会)は13日夕、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂で政治資金パーティーを開いた。派閥会長の町村信孝前官房長官に次ぐ位置づけの代表世話人、中川秀直元幹事長は姿を見せず、麻生太郎首相支持の町村氏−安倍晋三元首相が主導権を握ったことを印象づけた。内閣支持率回復で勢いづく「親麻生」と攻め手に欠く「反麻生」の両勢力の明暗が最大派閥(90人)の人間模様に表れた格好。中川氏は巻き返しの機会をうかがっている。
衆院選の軍資金集めのため3、4月に予定された自民党各派閥のパーティーはこの日の町村派で最後となった。パーティーには約3300人が集まり、初めて乾杯のあいさつに立った同派相談役の安倍氏は、こう宣言した。
「今日は新体制になった清和研の船出の日だ。盛大にスタートできた。町村会長の下にしっかり団結し、力強く麻生政権を支えていきたい」
安倍氏の発言は、今年2月に「町村会長」を決めた人事で、麻生首相に批判的なことを理由に事実上降格された中川氏を念頭に置いたものだ。
町村氏も「4代続けて首相を輩出した清和研は麻生内閣を支える党内最有力の集団だと自負している。麻生さんを支えるため全力の活動をやっている」と、首相支持を強調した。
これに対し、町村派では中川氏の存在感が薄まりつつある。パーティーでも町村氏が派を代表してあいさつし、森喜朗元首相が安倍氏に乾杯の音頭を譲ったことでも明らかだ。森氏は3月初め、同派議員との会合で「わが派は町村君という可能性のある人が会長だ」と語り、町村氏を総裁候補と位置づけた。




