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このニュースのトピックス:自民党
第171回通常国会は5日に召集され、平成20年度第2次補正予算案と21年度予算案の審議が始まる。麻生太郎首相は予算を早期に成立させ、総事業規模75兆円の財政・金融措置を講じることで「世界で最初に不況から脱出する」と息巻くが、民主党の小沢一郎代表は「1月中の総選挙が一番国民に迷惑をかけずに済む」と早期解散に追い込む構えで、国会は冒頭から大荒れとなる見通しだ。9月10日の衆院任期満了を見据え、首相はいつ解散のトリガー(引き金)を引く腹づもりなのか。
「いずれにしろ9月までに解散しなければいけないんだから冒頭からガチンコでいきましょう。妥協は一切不要ですよ…」
3日午後、渋谷区神山町の首相の私邸を訪れた自民党の菅義偉選対副委員長がおせちをつまみながら、「攻めの国会」を進言すると首相は深くうなずいた。年末年始を私邸で静養した首相はすっかり気力を充実させ、予算成立に強い自信を示したという。
政府・与党はまず補正予算案を1月中旬に衆院通過させる方針だが、これを機に与野党攻防が激化する公算が大きい。野党は、主導権を握る参院で補正予算案の徹底審議を続けて首相や閣僚を参院審議に縛り付け、衆院側で始まる21年度予算案審議への首相らの出席を邪魔する可能性が高いからだ。
予算案は衆院通過後30日で自然成立するから日程的に余裕があるが、予算の関連法案を年度内成立させるには、憲法59条の60日みなし否決規定を視野に1月末までに衆院通過させる必要がある。加えて21年度予算の年度内成立には2月中の衆院通過が必須条件となる。参院が日中の審議を続けると、衆院は夕方から深夜に審議するしかなく、連日深夜までの審議が続く可能性もある。
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