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【政論探求】改造と解散と大連立 (1/2ページ)

2008.7.22 19:41
このニュースのトピックス国会

 福田首相は、伝えられているように週明けにも内閣改造に踏み切れるのかどうか。この数日、政権の命運をかけた政治決断が迫られる。

 改造と衆院解散をめぐって、微妙な相関関係が生じている。

 遅くとも8月上旬までに改造を果たすことができた場合。解散は福田首相の手によって行われるということを意味する。それが、少なくも自民党内の共通認識となっている。

 改造に着手できない状態が続いた場合。早期改造が既定路線として定着しつつあることからすると、「改造できないのなら、退陣のハラを固めたのだろう」ということになる。

 そのケースでは、次の首相によって解散となる。自民党総裁選を経ているわけだから、総裁選に国民の関心が集中し、その余韻が覚めやらぬうちに解散というのが「唯一、自民党が勝てるシナリオ」と見る自民党幹部もいる。

 その場合の総裁選はおそらく麻生太郎、与謝野馨、小池百合子各氏といった顔ぶれになるだろう。いずれも国民的人気度は高く、テレビが政治動向を決めるテレポリティクス時代にはぴったりだ。

 だから、解散はその高揚感、新総裁へのご祝儀感が残っているうちが一番いい、ということになる。

 一方、9月の民主党代表選はどうなるか。早くも小沢一郎氏の無投票3選の可能性が高い。

 小沢氏が党内を完全に掌握しつつあるというのが現在の状況ならば、改造は「大連立」再燃の最後のチャンスである。

 衆院の任期満了まであと1年。大連立によって、消費税をはじめとした多くの国家的課題に道筋をつけ、民主党も政権担当能力を示す。そのための期間としては十分に残されている。

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