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参院は反発 一院制議連が発足 (2/2ページ)
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だが、一院制は憲法改正を要する息の長い議論が必要なため、「現実味のないことはあまり議論しない方がいい」(大前繁雄衆院議員)と慎重論は根強い。
特に参院は「一院制は事実上の参院廃止」と受け止め強く反発。山崎正昭参院幹事長は16日の会見で「参院の独自性を生かし、二院制をしっかり堅持したい」、民主党の簗瀬進参院国対委員長も「二院制を維持した方が丁寧な民主主義が行われる」とさっそく牽制(けんせい)した。衛藤氏は議連発足前、青木幹雄前参院議員会長にも趣旨を説明したが、「賛否を言う立場にない」と黙殺されたという。公明党も「わが党は参院を重視する伝統がある」(太田昭宏代表)と冷淡だ。
だが、衆参ねじれにより重要法案はことごとく停滞し、これまで憲法59条に基づく衆院再議決も計3回行使された。次期衆院選で、与党が3分の2以上の議席を確保できる保証はなく、国会が完全な機能停止に陥る危険性もある。
自民党の伊吹文明幹事長は16日、「国会が常識と矜恃(きようじ)を取り戻せないと国民が判断した場合、二院制が一院制になることはあるかもしれない」と述べた。一院制議論は「転ばぬ先の杖」と言えなくもない。