ニュース: 政治 RSS feed
量刑議連発足、終身刑の早期創設へ 「事実上の死刑廃止」と保守派は反発 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:刑罰
議連の裏側では、法務官僚の暗躍も指摘される。裁判員制度が導入されれば、一般人が重要犯罪の量刑にもかかわることになる。「一般人に死刑判決の『踏み絵』を踏ませるのか」と制度の不備が社会問題化する可能性があるからだ。
総会でも、法務省は諸外国の死刑制度や無期刑のあり方などに関する詳しいレジュメを用意し、担当者が熱心に説明した。死刑制度をめぐる刑法改正案を政府提出法案にすれば、与野党攻防の中で宙づりにされる可能性が高いが、「思想信条や宗教、信仰にかかわる問題」として与野党が党議拘束を外して採決に持ち込めばスムーズに刑法改正を果たせると踏んだようだ。
議連発足と歩調をそろえるように、民主党は近く政策調査会に「刑罰のあり方検討PT」を発足させ、終身刑創設を議論する方針だ。
だが、保守系議員は「量刑議連は死刑廃止運動の延長線にある」(閣僚経験者)と警戒を強めている。亀井氏が会長を務める超党派議連「死刑廃止推進議連」も4月の役員会で、終身刑創設などを盛り込んだ刑法改正案をまとめており、終身刑が死刑の大きな歯止めになることは間違いない。
関連ニュース
- 【あと1年で裁判員(5)完】誰だって「死刑」選ぶのは恐い 人を裁く資格と覚悟は

- 米、死刑執行を再開 最高裁審理で7カ月中断
- 死刑執行の音声、テレ朝が放送 3度目11分間
- 【意見=死刑または無期懲役】「社会復帰できるか疑問」「反省の態度見られず、更生の余地がない」

- 【あなたはどう裁いた?】歌織被告に「無期・死刑」が最多 厳罰求める傾向が顕著

- 「控訴取り下げ無効」請求を退ける 小1女児誘拐殺人事件で奈良地裁
- 5人射殺の組長の死刑確定へ
- 【主張】母子殺害死刑 常識に沿う妥当な判決だ
- 「誰でもよかった」死刑願望も タクシー運転手殺害容疑の19歳自衛官

- 【死刑判決で弁護団(4)完】「私たちの弁護は間違っていない」
