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古賀、谷垣両派きょう合流 自民第3派閥 苦難の船出 (2/2ページ)
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次期総裁選を見据えるとさらに事情は複雑だ。菅義偉選対副委員長、鈴木俊一元環境相らは麻生氏支持を鮮明にしており、園田博之政調会長代理らは与謝野氏らと連携を強めている。加えて加藤紘一元幹事長らと政界再編を模索するメンバーも少なくなく「呉越同舟だ」との声も上がる。
そんな中で割を食ったのが谷垣氏のようだ。谷垣派はもともと「谷垣氏を次期総裁候補とすること」を合流条件としてきたが、合流協議を通じてなし崩しとなった。昨年秋までは谷垣派内には「無理に条件化しなくても最後は谷垣氏が浮上するはずだ」との楽観論もあったが、最近はそんな声も途絶えてしまった。
ある谷垣派中堅は「谷垣派は谷垣総裁を目指し、みんなが無償協力するNPOだったが、みんな疲れてしまった。自分で汗をかかずに総裁になれる訳がない」と突き放す。谷垣氏が政調会長として存在感を発揮できないことも「谷垣離れ」を加速させたようだ。
古賀氏も党内で影響力を強めることができたが、派内の軋轢(あつれき)をいかにまとめていくか、統率力を問われることになる。閣僚待機組が増えたことなど悩みの種は尽きない。吉田茂元首相を源流に池田氏、大平正芳元首相らを次々に輩出し、戦後復興の原動力となった「保守本流・宏池会」の看板はあまりに重い。