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【記者ブログ】憤りを抑えられない 池田証志

2008.4.30 00:41

 政治面のベタ記事が頭にくることは少なくないのですが、今回ばかりは憤りを抑えることができませんでした。

 <<新党大地の鈴木宗男代表(衆院議員、比例代表北海道ブロック選出)のパーティーが24日、都内のホテルで開かれ、自民、民主両党幹部が次期衆院選をにらみラブコールを送った。

 自民党の伊吹文明幹事長は「鈴木氏がどんな立場になろうと友情は変わらない」と協力を要請。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「新党大地が北海道で発展していくことを切望する」と訴えた。国民新党の亀井静香代表代行も「みなさん今後とも頑張って先生を支えてほしい」とエールを送った。>>

 この記事を掲載した意図は、社会部記者からみると、「選挙で勝つためなら、汚職に手を染めた人物ですら応援してしまう与野党政治家たちの醜さを訴えたい」というものとしか思えません。

 鈴木宗男氏は、斡旋収賄罪・政治資金規正法違反罪・議院証言法違反(偽証)罪で東京地検により東京地裁に起訴され、1審・東京地裁で実刑判決、東京高裁が1審を支持した人物です。現在、最高裁にかかっていますが、少なくとも起訴され、1・2審が有罪判決を下しているという司法の判断は重いと思います。

 私は、保釈後の鈴木氏の講演に出席し、だいぶ丸くなったとの印象を得ていますし、彼のいう国策捜査論も分からないではないので、この記事の内容について彼を責めるつもりはありません(ただし、国策捜査でも法律違反であればそれまでです。政治家として取るべき態度があると思います。彼を当選させる選挙区もどうかと思いますが・・・)。

 でも、これだけの司法判断が下されている人物に対し、特に国会で偽証したとされる人物に対し、国会議員が公の場で「友情」を感じたり、「発展」を願ったり、「支え」を求めたりしていいのでしょうか。司法と政治が対立することを排するものではありませんが、限度があると思います。

 こういう発言が、国民を政治から遠ざけていると常々思っていました。国民を政治から遠ざけることは、国にとってよくないことです。よって、それを助長する政治家は国益に反する行為を行っていると指摘させていただきます。

<2008/04/29 21:22>

「池田証志」の記者ブログ<東京社会部遊軍〜編集局の「なんでも屋」のブログ>http://ikedaa.iza.ne.jp/blog/

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