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【単刀直言】森喜朗元首相 サミットは「オール・フォー・ワン」で チャンスがあれば内閣改造を 福田イズムで乗り切るべき (1/4ページ)
このニュースのトピックス:安倍前首相
■淡々とやるしかない
衆院山口2区補選の結果が福田政権の行く末を決めるかのようにマスコミは騒ぎ立ててるけど、300ある小選挙区の1つじゃない。勝つことも負けることもあるよ。嵐の時に屋根の瓦を直そうとしても、風が収まらない限りは無理でしょ。選挙ってのはいろんな要素が絡んでいる。まあ暴風雨の中の選挙なんだから、勝っても負けても淡々とやっていくしかないんじゃないの?
民主党は後期高齢者医療制度(長寿医療制度)や年金問題を批判しているよね。福田康夫首相は一生懸命に後始末をしている。でも社会保障や税制、医療といった問題は、避けられないテーマなんだから、こういうものを選挙の争点にしたら、仮に民主党が政権をとったときに困ると思うよ。こういう問題こそ自民、民主両党が一緒にやるべきなんじゃないかな。ドイツだって大連立を組んで間接税を引き上げ、経済や財政の危機を乗り越えたんだよ。
民主党の小沢一郎代表もそういう気持ちで大連立を持ちかけてきたんだと思うよ。あの大連立は小沢さんが持ちかけ、それに福田さんが応えた。これは厳然たる事実だ。福田さんが総裁になったその日には話が来たんだから。小沢さんは僕にも「急がなきゃダメなんだ」と言ったんだよ。参院選の公約を1つも実行せず衆院選を戦ったらデメリットも大きい。少しでも公約を実行することが民主党への信頼につながると考えたんだろうね。
■小沢氏は手足縛られた
でも小沢さんの考えは党内に受け入れてもらえなかった。もう今は手足を完全に縛られてリングに上がっているのと同じでしょ。9月の代表選を見据え、続投を意識して「連立はできない」となっちゃった。