MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

【正論】「混迷国会」 公務員法案の通過に全力を 政治評論家・屋山太郎 (4/4ページ)

2008.4.18 03:28
このニュースのトピックス国会

 またキャリア制度こそがピラミッド型人事制度、早期肩たたき制度の元で、不要な独法を乱立させる元でもある。したがって採用は民間並みに総合職、一般職、専門職で行い2年程度の働き具合を見てから幹部候補として育てる。一般職や専門職からの抜擢(ばってき)や民間からの登用もある。

 以上の改革は明治27年以来の官僚制の大改革だ。改革の理念は「官僚内閣制」から「議院内閣制」を支えるにふさわしい官僚制度をつくることにある。有識者懇の報告書を法案化するに当たって、官僚の抵抗はすさまじいものがあった。官僚に妙な理屈を吹き込まれ、町村官房長官までが改革反対派だ。マスコミも読売新聞が「内閣人事庁は機能するか」と改革反対の論調、朝日新聞は「国会で大論争を見たい」(以上5日社説)で改革案が後退したと冷やかしている。毎日新聞(4日)は「官僚が高笑いするだけか」と書いているが、この社説が最もことの本質をついている。ねじれ国会で時間をつぶして改革法が成立しないことを官僚は願っているという見方だ。

 民主党は天下り全廃というからには公務員制度の見直しに真剣に取り組まねばならない。政府案で内閣人事庁が機能しないとすれば機能するように修正すべきだ。そのためには民主党案を早急に練り上げ、国家改造に本気で取り組んでいることを示してもらいたい。(ややま たろう)

このニュースの写真

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。