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小泉センセーション 政界再編加速か?麻生−平沼ラインを牽制 自民、民主の思惑は? (3/3ページ)

2008.4.16 20:01
このニュースのトピックス安倍前首相
近藤三津枝後援会結成大会で特別講演をする小泉純一郎元首相=16日午後6時6分、大阪市北区のホテル近藤三津枝後援会結成大会で特別講演をする小泉純一郎元首相=16日午後6時6分、大阪市北区のホテル

 だが、小泉氏と旧交のある派閥領袖級は断言する。

 「小泉は政局のにおいをかぎとる天才だ。政局が予想より早く訪れることを察知したんだろう。自分が主導権を握ることには難色を示しているようだけどな…」

 確かに首相、小沢氏ともに求心力を失う中、自民、民主両党の超党派活動は花盛りだ。野田佳彦元民主党国対委員長らの「せんたく議連」、加藤紘一元自民党幹事長の「ラーの会」(旧ビビンバの会)、山崎氏の「朝鮮半島問題研究会」などが相次いで設立された。環境や外交などテーマはさまざまだが、ある自民中堅は「もし出合い頭解散になったとき、錦の御旗を掲げるための保険だ」と断ずる。

 政界再編の流れは、大きく分けると加藤氏らが掲げる「リベラル勢力の再結集」、平沼氏らが目指す「保守勢力の再結集」という2つに収斂される。

 小泉氏が神経をとがらせているのは後者だといわれる。麻生氏は安倍晋三前首相、中川昭一元政調会長ら保守勢力との連携を強めており、もし政権を握れば平沼新党と連立を組む公算が大きい。平沼氏は郵政造反組のリーダー格であり、麻生氏も郵政解散には激しく抵抗した。もしこの連立が実現すれば「郵政民営化をはじめ構造改革路線をことごとく否定されかねない」というわけだ。

 小泉氏は20日、沖縄・宮古島で「全日本トライアスロン大会」のスターターを務める。2月にバイオエタノール施設視察に訪れたことがきっかけのようだが、小泉氏が鳴らす号砲は「政界トライアスロン」の幕開けを告げるかもしれない。

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近藤三津枝後援会結成大会で特別講演をする小泉純一郎元首相=16日午後6時6分、大阪市北区のホテル
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