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小泉センセーション 政界再編加速か?麻生−平沼ラインを牽制 自民、民主の思惑は? (3/3ページ)
このニュースのトピックス:安倍前首相
だが、小泉氏と旧交のある派閥領袖級は断言する。
「小泉は政局のにおいをかぎとる天才だ。政局が予想より早く訪れることを察知したんだろう。自分が主導権を握ることには難色を示しているようだけどな…」
確かに首相、小沢氏ともに求心力を失う中、自民、民主両党の超党派活動は花盛りだ。野田佳彦元民主党国対委員長らの「せんたく議連」、加藤紘一元自民党幹事長の「ラーの会」(旧ビビンバの会)、山崎氏の「朝鮮半島問題研究会」などが相次いで設立された。環境や外交などテーマはさまざまだが、ある自民中堅は「もし出合い頭解散になったとき、錦の御旗を掲げるための保険だ」と断ずる。
政界再編の流れは、大きく分けると加藤氏らが掲げる「リベラル勢力の再結集」、平沼氏らが目指す「保守勢力の再結集」という2つに収斂される。
小泉氏が神経をとがらせているのは後者だといわれる。麻生氏は安倍晋三前首相、中川昭一元政調会長ら保守勢力との連携を強めており、もし政権を握れば平沼新党と連立を組む公算が大きい。平沼氏は郵政造反組のリーダー格であり、麻生氏も郵政解散には激しく抵抗した。もしこの連立が実現すれば「郵政民営化をはじめ構造改革路線をことごとく否定されかねない」というわけだ。
小泉氏は20日、沖縄・宮古島で「全日本トライアスロン大会」のスターターを務める。2月にバイオエタノール施設視察に訪れたことがきっかけのようだが、小泉氏が鳴らす号砲は「政界トライアスロン」の幕開けを告げるかもしれない。

