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小泉センセーション 政界再編加速か?麻生−平沼ラインを牽制 自民、民主の思惑は? (2/3ページ)
このニュースのトピックス:安倍前首相
小泉氏は平成18年秋に首相退任後、表だった活動は控えてきたが、今年に入り講演活動などを再開。夜の会合にも頻繁に顔を出すようになった。
3月26日には自民党の武部勤元幹事長、二階俊博総務会長らと会食し、民主党の小沢一郎代表への当てつけの意味を込めて「不在其位 不謀其政」(その位にあらざればその政を謀らず)と書をしたためた。
4月7日には横浜市内のパーティーで、「そろそろ『なんとか風』が吹き出した気がする」と発言し、早期解散をにおわせたかと思うと、10日には山崎拓元自民党副総裁らの会合で「なんとかとは『変革の風』のことだ」と釈明した。9日には、前原誠司前民主党代表、小池百合子元防衛相ら十数人と会食。前原、小池両氏を名指しして「ここに首相候補が2人もいる。おもしろいことになるかもしれない」とぶち上げた。
小泉氏は13年の首相就任当初、「民主党改革派と手を組み、郵政民営化を実現し、旧経世会(現津島派)をぶっつぶそうと画策していた」(閣僚経験者)といわれる。17年秋にも前原氏に大連立を持ちかけた“前科”もあるだけに、与野党は「ついに小泉氏が政界再編に動き出した」と大騒ぎとなった。
一連の動きにどんな計算があったのか。自民党では「何か思惑があるわけではなく、周りの反応を見て楽しんでいるだけだ」(党幹部)と冷めた見方が強い。小泉氏も3月末、ある会合で「最近いろんな人に飲みに誘われるけど、おれが何か話すとすべて『政局』に結びつけられちゃうんだ。おれはみんなが思っているほど変人じゃないんだけどな…」とボヤいてみせた。

