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福田政権半年 「低姿勢」路線破綻ついに強気路線へ (1/2ページ)

2008.3.25 23:01
このニュースのトピックス年金問題

 福田康夫首相は26日で就任から半年を迎える。「ねじれ国会」の荒波を民主党との「話し合い路線」で乗り切ろうとしたが、さしたる成果はなく、逆に政策の停滞を招いて「無策」との批判を受けるまでになった。ところが、首相はここに来て「話し合い路線」の限界にようやく気づき、強気の政権運営へと変貌(へんぼう)する兆しをみせている。ただ、右肩下がりの内閣支持率を好転させる材料は乏しく、不安定な政権運営から抜け出せるかどうか不透明だ。

 就任半年について首相は25日夜、首相官邸で記者団に「今まで経験したことのないような国会の状況で、ひとつひとつ時間がかかることがわかった。もう少しスピーディーにできないかと思う」と、ねじれ国会への不満を語った。

 揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止に伴うガソリン値下げが現実味を帯び、日銀総裁ポストが空席となった19日以降、首相の口からは民主党への露骨な恨み節が聞かれる。25日も記者団に、3月末の暫定税率期限を目前に修正協議に乗らない民主党を、「正直言って理由がよく分からない」と批判した。

 首相が変化し始めたのは、2月29日の衆院予算委員会で、イージス艦衝突事故について「慚愧(ざんき)に堪えない」と涙を浮かべたころからだ。日銀総裁人事が大詰めを迎えていた今月6日、記者団に「私におまかせいただきたい」と言い切り、24日夜の会合では自民党幹部を前に、道路特定財源問題も念頭に「私にに任せてくれ」と強気の姿勢をみせた。就任以来、野党への低姿勢を貫いてきた首相らしからぬ言動だった。自民党幹部は「民主党は信頼できないと判断したからだ」と解説する。

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