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【鬼籍に入った政治家】(1)戦後政治の「大物」逝く 宮沢喜一、宮本顕治
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夏の参院選での自民党大敗、安倍晋三前首相の電撃辞任など、政界激動の年だった平成19年、歴史に名を残した大物政治家たちの死去も相次いだ。経済通、国際派として知られた宮沢喜一元首相は6月28日、87歳で死去した。「保守本流の旗手」として早くから頭角を現し、外相、蔵相など要職を経て平成3年11月、第78代首相に就任した。5年6月、政治改革をめぐって野党から提出された内閣不信任決議案が党内の造反もあって可決されたため、解散・総選挙に打って出たが、過半数割れとなり退陣。自民党一党支配の時代が終わった。
「保守本流」を歩んだ宮沢氏の対極を歩み、戦後の革新勢力の象徴的人物だったのが共産党の宮本顕治元議長。7月18日、98歳で不帰の客となった。戦前、戦中の12年間を獄中で過ごしたが、戦後約40年にわたり日本共産党のカリスマ的最高指導者として君臨し、「革命政党」の礎(いしずえ)と歴史を築いた。昭和45年には委員長に就任。57年7月、議長に就き、平成9年9月、名誉議長となり一線を退いた。対外的には「自主独立路線」を掲げ、旧ソ連、中国両共産党との関係を絶った。対立分子との闘争を勝ち抜き一枚岩の「宮本共産党」を構築した。共産党ウオッチャーたちは、宮本氏を「戦後の闇の歴史を背負った最後の大物政治家の一人」と評する。(つづく)









