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安倍前首相インタビュー 政界混乱を謝罪 年明け活動再開 (2/5ページ)
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みなさんの大きなご期待をいただいて自民党総裁、そして首相に就任して1年間、「美しい国」づくりに向けて全力疾走してきました。老練さに欠けていた面もあるかもしれませんが、教育基本法改正や防衛庁の省昇格、国民投票法制定などを実現し、「戦後レジームからの脱却」に向けてやっと礎ができつつあると思っていた矢先に突然辞任することになってしまいました。
辞任により、多くの国民のみなさんを失望させてしまいました。年金問題なども私の内閣で何とか解決したかったのですが、みなさんの不安、不信はまだ解消されておりません。大変申し訳なく思っています。
だからこそ、私が辞任を決断するまでの経緯をきちんと説明しなければならないと思い、インタビューに応じました。
■体調不良で辞意
ご承知の通り、私が辞意を固めた理由は体調不良にありました。正直に申し上げれば、7月の参院選で無理を重ねたこともあり、8月のインドなどを歴訪後、急激に体調が悪化しておりました。
参院選で自民党が大敗した責任は私にあります。反省点は多々あります。年金や「政治とカネ」問題などで対応が後手に回ってしまったこと。1年間に成しえたこと、これからしようとすることも国民に十分説明することができなかった。優秀な同僚を数多く失ったことも痛恨の極みです。衆参が大きくねじれたことは福田康夫首相に大変な重しとなってしまったと思っています。
参院選後、自民党内からも私の辞任を求める声が相次ぎました。しかし私は責任を痛感するがゆえに首相の座にとどまり、どんなに泥をかぶっても年金問題などへの不安を解消しなければならない。海上自衛隊によるインド洋での「テロとの闘い」も国際社会の一員として何としても継続の筋道をつける必要があると思っていました。


