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町村信孝官房長官の記者会見詳報(27日午後) (3/3ページ)
【教育再生会議】
−−教育再生会議について、きょうで第3次報告に向けた議論が一巡したが、これまでのところの議論の推移を長官としてどう評価しているか
「一巡なのかどうか、私もちょっと全部出ているわけではなくて、時間の可能な範囲で、できるだけ議論をうかがい、時に発言をして参加をしているつもりであります。相当幅広い各委員のご関心があるものですから、なかなかこれを1つの報告書にまとめるのは、なかなか大変だったという気もいたします。しかし、いずれも重要な論点ばかりでございますから、多少時間がね。かかっても議論を尽くしていい報告をまとめていただきたいなと期待をしているところであります」
−−安倍内閣から福田内閣に変わって、教育バウチャーの全国一律導入を見送ったり、現実路線になっている印象を受けるが、提言が政策に反映させる実現性はどれぐらいあるか
「それはどういうご提言をね、これからおまとめになるのかということにもかかっていると思いますが、きょう、たまたま、私1時間半ぐらい出席していてですね、いま教育再生会議で議論されているのは、たとえば今、文部科学省がまとめつつある教育基本法に基づく教育振興計画、これは政府が策定することになっているのでありますが、そのあたりにどう反映されているか。ほとんど反映されていないのではないかという、大変鋭い指摘をされる委員もおられました。やっぱり、そのへんはですね、私は文部科学省もきちんと、再生会議の議論を踏まえた政策展開をやっていく必要があると。それは全部タッチできるという意味ではございません。けれどもですね、やはり重要な会議でありますし、総理大臣直属の会議でもあるわけですから、そうしたものをしっかりと文部科学省も踏まえてやるように、私も後ほど文部科学省の次官かな、お見えになるということになっていますから、そういうことは強く申し上げようと思っております。私どもは、それは安倍内閣のときに始めた再生会議かもしれませんが、政府の行政というものは継続性があるわけですから、しっかりとこの再生会議の提言がいいものになるように、またそれが実現できるように努力をしていこうと思っております。福田総理もそれを期待をしております」
【独立行政法人】
−−先ほど独立行政法人の整理合理化計画について渡辺大臣と座長が福田総理に報告されました。いくつかの法人の廃止を提言されているようだが、政府としては今後これをどのように進めていかれるか
「貴重なご提言を茂木さんから、おまとめをいただいたと受け止めております。それを受けて、これから政府部内の調整に入りますので、まず渡辺大臣が各省大臣、あるいは大臣同士か、局長同士か分かりませんが、そういうレベルで、まず調整をしていただく。その上で、なお調整が難しい点があれば、私なり、あるいは福田総理なりが調整をしていかなければいけない。こう思っておりますが、全体としてはですね、民営化するもの、廃止するもの、統合するもの等々の例示もありますし、それらの1つ1つが全部いいかどうかは私も判断つきかねるところがありますが、方向としてはいいだろうし、随契が多すぎるとかですね、あるいは独法の人事、あるいはその評価、行政評価ですか。というものが少しくちょっと、各省の傘下にありすぎるのではないか。もう少し、たとえば行政評価をやるのは総務省というのがそういう機能を持っているわけでありますから、そういうところで評価をやったらいいのではないかとかですね、あるいは人事等についても内閣の関与を強めたらいいのではないかといったようなことは、方向として私も理解するところでありますので、渡辺大臣のタフ・ネゴシエーターぶりに期待をしているところでございます。まず一当たり、二当たり、渡辺さんに頑張ってもらう。こう思っております。私どもはそれをサポートするということです」
【イラク】
−−午後の参院の外交防衛委員会で、イラク撤収法案が可決されたが、片方の院で可決されたことは相当の重みがあると思うが、政府の受け止めは
「イラクの安定とか復興、まだ道半ばであります。先般、福田総理とブッシュ大統領の話し合いの中で、だいぶん治安状況も改善されてきているという認識を共有しているようであります。事実、それは完全に自爆テロ等がなくなったわけではありませんけれども、だいぶん、死傷者の数も減っている。地域により差はありますけれどもね。そんな状況も見受けられる。いずれにしても道半ばであるということから、日本として引き続き輸送支援を続けていくというニーズは変わりがないということであろうと思っております。さる6月にこの特措法の期限を延長したばかりでありますから、今ただちに同法を改正するという考えは政府にはございません。今後衆議院に移って、どういう審議になるかでありますが、当然衆議院ではこの法案を否決されるものと思っております。いま、C130で物資・人員の輸送をやっておりますけれども、運航頻度というものは、大体週4、5回程度、基本的にはバグダッドへの運航でございますけれども、これは大体、おおむね週1回程度、バグダッドを経由して、アル・エルビルという、北の方へ飛ぶのが大体週1回程度、そのほかはアリ飛行場、これは南のほうですけれども、そこに運航するというようなことで、着々と活動が、実績が上がっているという報告を受けております」