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【主張】自民党総裁選 なぜもっと候補者出ない (1/2ページ)
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せっかく自民党に集中した国民の関心が、わずか数日でほかへ向いてしまいそうな展開である。総裁選の行方が早くも見え始めたためだ。
総裁選は事実上、福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長の戦いになりそうだ。国会議員票は福田氏が多数を得る見通しという。この情勢で、額賀福志郎財務相は早々と出馬意向を撤回してしまった。
当初、19日と想定されていた投開票日は、少しでも議論に日数をかけるべきだという主張を受けて23日に延期された。それなのに勝敗の行方に見通しが出始めたとたん、党内の緊張感は途切れてしまった感がある。
党の深刻な危機から脱するため、各候補は最後まで政策をたたかわせ、所属議員はその政策・理念を徹底的に問いただす。それが、党再生に向けて最低限、必要な作業であろう。
福田氏は「緊急事態だからやらなくてはならない」と、出馬の理由を述べた。それはよい。しかし、いったんは出馬を表明した額賀氏も断念の理由を「緊急事態を乗り切るため」と語り、動向が注目されていた谷垣禎一元財務相は、福田氏を支持することについて「党の危機」を繰り返した。