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やっぱり日本軽視? ずれ込んだオバマ米大統領訪日 平静装う日本政府
このニュースのトピックス:外交
「銃乱射事件があったので大変だと思います。その思いは理解しないといけない。会談に影響がないように努力します」
鳩山由紀夫首相は7日午後、オバマ米大統領訪日ずれ込みを記者団に問われ、淡々とこう語った。
だが、今回の訪日は天皇、皇后両陛下との午餐(ごさん)会も予定され、「準公式訪問」といえる内容だった。しかも12日の天皇陛下御在位20年記念式典など宮中行事が続く中で日程調整してきただけに、唐突な変更は礼を失するとの見方もある。
ただ、日本政府にも一方的な変更要請に文句を言えない負い目がある。
日米最大の懸念である米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、米側は大統領訪日までの「回答」を求めてきたが、岡田克也外相は米軍嘉手納基地への統合案に固執し、クリントン米国務長官との直談判を画策した末、土壇場でキャンセルした。首相は先月22日に「必ず大統領来日までに(回答する)という話ではない」と表明してしまった。
これでは米政府内で「日本軽視」の風潮が広がっても仕方ないだろう。
首相は大統領との首脳会談で「日米同盟の一層の強化」を確認し、アフガニスタン支援や地球環境問題などを議題にする考えだが、普天間問題は「最小限のやりとりにとどめたい」との意向を米側に伝えている。大統領が「儀礼的な会談で十分だ」と考えても不思議ではない。(加納宏幸)
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