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少子化白書閣議決定 「世界でも最も少子高齢化」 (1/2ページ)

2009.4.17 10:01
このニュースのトピックス少子・高齢化社会
17日の記者会見で少子化対策強化に意欲を示した小渕優子少子化担当相 =7日、国会(酒巻俊介撮影)17日の記者会見で少子化対策強化に意欲を示した小渕優子少子化担当相 =7日、国会(酒巻俊介撮影)

 政府は17日午前の閣議で、平成20年度版「少子化社会白書」を決定した。20年10月の人口推計で65歳以上の比率が22・1%に対し、0−14歳が13・5%と世界的にも少ないことを挙げ、「日本は世界で最も少子高齢化が進行している」と警鐘を鳴らした。また、16年12月に策定した5カ年の「子ども・子育て応援プラン」の達成度を振り返り、今年中に行う「少子化社会対策大綱」の見直しに反映させる方針だ。

 小渕優子少子化担当相は17日の記者会見で「育児と仕事の両立が実現できず、厳しい数字が出ている。少子化問題の解決に男性の育児支援は欠かせないので、法改正や環境整備を大綱に盛り込みたい」と述べた。

 白書では、生産年齢人口(15−64歳)が、20年の8164万人から67年には4595万人に減少し、高齢化率は40・5%に達すると指摘。中長期的な経済成長の基盤確保に向け、若者や女性、高齢者が労働市場に参加できる仕組みの必要性を訴えた。

 17年度から実施している応援プランの達成度では、女性の育児休業取得率(89・7%)や夜間対応する児童相談所増加を「目標を達成している施策」として評価。「延長保育の推進」も「着実に進歩している」とした。ただ、「更なる取り組みが必要な施策」として、男性の育児休業取得率(1・56%)などが挙げられた。

 一方、19年の合計特殊出生率は前年比0・02ポイント増の1・34となったと報告。過去最低(1・26)を記録した17年から微増傾向にあるとしながら「欧米諸国と比べ極めて低い水準にある」と警鐘を鳴らした。少子化の理由としては晩婚化と晩産化を挙げた。

このニュースの写真

17日の記者会見で少子化対策強化に意欲を示した小渕優子少子化担当相 =7日、国会(酒巻俊介撮影)
小渕優子少子化担当相(右)=7日、衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
「全国女性議員サミット」に参加した際の小渕優子少子化担当相(左から2人目)=11日、群馬県高崎市
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