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【金曜討論】小泉構造改革 慶大教授・竹中平蔵氏、作家・高杉良氏 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:かんぽの宿譲渡問題
小泉純一郎氏が首相の座を降りてからはや2年半。平成17年衆院選の自民党圧勝にみられるように、一時は日本を席巻した「小泉構造改革」だったが、近年は「日本社会の格差を助長した」「行き過ぎた改革だった」と評判があまり良くない。あの改革はどう評価すべきなのか。日本にはどのような改革が必要なのか。総務相として小泉改革を主導した慶大教授の竹中平蔵氏と、小泉改革を批判する作家、高杉良氏に聞いた
≪竹中平蔵氏≫
民営化で既得権益消えた
−−小泉構造改革とはどんなものだったのか
「2つのことをしなければならなかった。1つは不良債権処理という受け身の改革。もう1つは、グローバリゼーションが進む中、日本の競争力を高め、少子高齢化社会でも後の世代に負担を大きくしないように、スリムな政府にする攻めの改革だ。『民間でできることは民間で』の象徴として郵政民営化を実現した」
−−評価は
「不良債権処理はやってよかった。やらなければ大変だった。郵政民営化では219の隠された子会社を洗い出し、利権をむさぼっている人の既得権益がなくなり、納税も増えた。時間はかけなければならないが、成果は表れている」
−−小泉政権が続いていたら、次はどんな改革だっただろうか
「仮定の話だが、労働市場、農業などが次のテーマだったろう。ただ、小泉政権では無理だった。不良債権処理に2、3年、郵政民営化に2年もかかった。小泉政権は、あそこが精いっぱいだった」


