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海自、インド洋補給艦を活用 ソマリア海賊対策 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:テロ特措法
海上警備行動によるアフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊がインド洋での補給活動で展開している補給艦の活用を検討していることが20日、分かった。海自は日本関係船の護送にあたる護衛艦の寄港地にアデン湾西のジブチを使う方針だが、補給艦活用で同湾東での補給も可能となる。政府内では、来月に国会提出する海賊行為対処法案(海賊新法)で他国艦艇への補給を可能とすることも検討している。
海自は改正新テロ対策特別措置法に基づき、インド洋に補給艦1隻と護衛艦1隻を派遣している。アフガニスタンへのテロリストや武器・麻薬の流入をインド洋上で摘発する米英独仏などの海上阻止活動従事艦艇への補給が任務で、オマーン湾やアラビア海、アデン湾に補給海域を設定している。
しかし、アデン湾では昨年以降、海賊被害が急増しており、当初海上阻止活動に従事している艦艇を海賊対策にあてていた各国は専従部隊を置くようになっている。
海自が補給艦の活用を検討している背景には、各国が海賊対策を重視し、海上阻止活動での補給に余裕が出てきたことに加えて、全長900キロと長大なアデン湾での護送で補給をめぐるトラブルを回避し、任務を円滑に行いたいとの考えがあるためだ。
海自護衛艦は、もともと海外派遣を前提に建造していないため、海外で購入する油の質によっては航行に支障が出る可能性がある。また、海自が寄港地に想定するジブチは「EU(欧州連合)など各国が拠点としているため補給能力が飽和状態」(政府筋)との指摘もある。
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