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過去最大の自然減、本格的な人口減少社会突入

2009.1.1 05:00
このニュースのトピックス少子・高齢化社会

 厚生労働省は31日、平成20年の人口動態統計の年間推計を発表した。日本在住の日本人の人口は、出生数がわずかに増えたものの、死亡数が昭和22年の統計開始以来最多を記録して大幅に増えたため、自然減は過去最大の5万1000人となる見通しだ。自然減が2年続くのも初めてで、日本は本格的な人口減少社会に突入した。

 人口動態統計の年間推計は、1月から10月までの速報を基礎資料として、1年間分を推計した。

 出生数は前年より2000人増の109万2000人で、2年ぶりに増加に転じた。ただ、20年は1日多いうるう年で、厚労省は「うるう年でなければ、横ばい、または微減だった」と分析している。出生数が2年ぶりに増加した結果、20年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)は、19年の1・34よりも0・02ポイント程度上がる見通しだ。

 死亡数は高齢化の進行で、前年比3万5000人増の114万3000人。戦後最多だった昭和22年の113万8238人を初めて上回り、6年連続の100万人超えとなった。

 出生数から死亡数を引いた自然増加数は初の2年連続マイナスとなり、平成19年に比べて自然減は3万2000人拡大した。出産適齢期の女性人口が減り出生数が伸び悩む中、高齢化で死亡数は増え続けており、今後も自然減は拡大し続けるものとみられる。

 一方、20年の婚姻数は73万1000組(前年比1万1000組増)で2年ぶりに増加。離婚数は25万1000組(同4000組減)で6年連続減少した。

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