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厚労省、「私のしごと館」廃止へ 報告書で方針示す
このニュースのトピックス:労働・雇用
厚生労働省は、赤字運営を続けている職業体験施設「私のしごと館」に対する国費支出を停止し、国の事業としては廃止する方針を明らかにした。1日午前に開催した「私のしごと館の在り方検討会」に示した報告書で明らかにした。建物の解体費用に約29億円かかるため、施設を売却する方向で検討する。
報告書では、平成22年8月までの民間企業への委託期間終了後までは施設の継続を求めた。12月初旬にも甘利明行政改革担当相と舛添要一厚労相のトップ会談で廃止の時期など詳細を最終決定する考えだ。
「私のしごと館」は、総工費581億円を投じて平成15年に京都府内の関西文化学術研究都内にオープン。敷地面積は8万3000平方メートル、建物の延べ床面積3万5000平方メートルの中高生を中心に職業キャリア教育の施設。19年度には赤字補填(ほてん)のために12・9億円の国費が投じられ、今年9月から民間委託された。それでも赤字補填の国費は7億円前後必要とみられている。
報告書は、早急な廃止には反対している。理由として、違約金や損害賠償が発生するおそれ、22年8月までに修学旅行などで予約が10万人分入っていることなどを上げた。2年間の委託期間中に、売却後の安定経営を可能にするようなビジネスモデルを関西経済界、自治体なども含めて検討していくことが必要としている。
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